でたらめな整備

2021/06/25

ウッディヨットは上架中でシャフトとスクリューの完成を待っています

何もしなくても船台料金が毎日課金されているのでしんどい・・・

 

毎日、チャリンチャリンとお金の音がしています

早くなおして下ろしたい

 

その間にスターンチューブやエンジンルームなどの整備や点検を行う

スターンチューブはワタシは昔ながらのグランドパッキン仕様が好きで

このヨットもグランドパッキン仕様がついていました

 

ですが前回のクルージング中にもチューブから漏れたり止まったり

かといって締めても締めしろがなかったりで

なんか気になっていました

 

で、今回この機会に外して点検

何だこれは??

中のグランドパッキンは何か変なゴムが入っている・・・

しかもパッキンの押さえも何かプラスチックのブッシュみたいなもので

割れているし・・・

 

まぁよくこれで使えてたな・・・

と言う感じです

これでは締めても全然調整が効いてなかったと思う

 

しかもステンレスのシャフトはパッキンの当たり面が摩耗でボコボコ

 

ここの部品は非常に大事な部分で悪かったら水が入って浸水、沈没するという

かなり重要な部分です

 

そんな部分がこういう状態だったとは

怖くて震えが来ます

 

今回、グランドパッキン仕様で戻したかったんですが

もうこのダメダメパーツはやめてボルボのスターンチューブに交換します

PSSは高額なのとスペース的にちょっと厳しいので断念

 

ボルボのシールも寿命が短くいろいろ問題もあるようですが

この際仕方ない

定期的に点検するとして

今回はスターンチューブも一新します

 

これでエンジン、シャフト、スターンチューブ、スクリュー、カットラスベアリングと足廻りは全て新品になります

 

船は買った値段だけ後でお金がかかるとは本当ですな・・・

エンジンもすぐに終了したし、下見に行ってもここまでは判断できないので

唇噛みしめながら治すしかない

 

プロのワタシがここまでフラフラなので皆さんも中古艇は気をつけましょう